学校と塾に通わせる教育の違い
中学生までは義務教育の制度があるため、全ての子が必然的に学校に通い、勉強を受ける義務があります。しかしながら最近では学校だけの勉強だけではなく、塾にまで通い勉強をする子がたくさんいます。むしろ塾に通っていて当たり前というような状態とも言えるでしょう。その理由は中学受験、高校受験で合格するためには、学校だけの授業では理解が出来ない場合があったり、もっと自分のペースに合わせながら勉強をしたいという場合もあります。学校という場はクラスの生徒たちみんなに合わせながら一人の先生が教えていくため、授業について行けない子、またはその逆に授業の進行では遅いと感じる子がいます。さらに言えば限られた時間の中で一人の先生が教えるには限界があり、わからない子に対してつきっきりでいられるわけでもありません。その反面、塾では自分の苦手は科目を選び、個別指導ならマンツーマンで理解が出来るまで教えてもらうことができるし、集団で教えてもらう場合でも自分と同じレベルの人たちが集まりひとクラスとなり、先生も2人体制という場合が多いため、他の子と競いながら、なおかつ学校よりも丁寧に教えてもらえると感じている子が多いようです。本来であれば学校という場だけで完結出来ればいいのですが、時代の流れとともに学校だけでは満足出来ないという状態にあるようです。