国によって教育にかかる費用も違う
世界には多数の国があって、それぞれ独自の教育制度を確立しています。先進国はどこも公教育の無償化が進んでいて、大学にも奨学金を利用して安く行くことができるようになっています。先進国は教育の重要性について深く認識しているので、大きな金額の税金を注ぎ込んでこのような素晴らしいシステムを維持しているわけです。産油国などは、大学までも無償化することに成功していたりします。石油もいつまでも採取できるものではないので、こうした国々はむしろ先進国よりも教育については真剣に考えているフシがあります。国の未来は、教育によって左右されるのが、世界的に常識になりつつあります。日本も先進国ではありますが、まだまだ教育改革の途中であると言えるでしょう。近年ようやく高校教育の無償化が進められて、まだ大学に行くためには多額の費用がかかってしまいます。確かに、多くの大学に奨学金制度があるのですが、その実態は学資ローンでしかなく、多額の借金に苦しむ人たちも出てきています。こうしたデメリットをいかに解消していけるかが、今後の課題として挙げられています。選挙時には、どの候補も教育についての提言をしています。自分が素晴らしいと思える施策を考えている議員に投票するのが教育制度改革を進めるためには必須です。