未来につながる教育を
学校での教育というと、カリキュラムを詰め込んでいくという形が主体となります。そのため、カリキュラムについて行けない子は落ちこぼれてしまうことになりますし、勉強することの意味もあまり検討しないままに進めていくことで、将来勉強に対する興味を失っていくという事も起こり得ます。学校教育以外に何かをするのであれば、この興味という点に着目し、多くのことに触れて興味を湧き立たせるような形に導いてあげることが重要になります。特別な教育法ではなくても、家の中でできることをさせてみる、好きなことをより深く調べたり、様々な場所に行ってみたりという事でも興味を持つことを探すことにつながっていきます。少なくとも小学校のうちはテストの点数などにこだわらず、こうした興味を持てることを探すための時間を多く持たせてみるというのも教育の一つといえるでしょう。もちろん、興味のあることや才能を発揮できることがはっきりしているなら、それを集中的に行ってみてもよいでしょう。
中学校高校になってくると、いくら興味があってもそちらに向ける時間が少なくなってしまう傾向にあります。時間のたくさんある小学校のうちにこうした取り組みをしてみる意味は大きいといえます。